国民年金030 保険料の前払い(前納)

(1)国民年金の第1号被保険者および任意加入被保険者は、保険料を納付します。
  保険料の納付期限は、翌月末日までです。7月分は、8月末日(土日祝日の場合は直後の金融機関の営業日まで)。
 保険料は、令和5年度は、月額16,520円です。
 そして、令和6年度も決まっています (16,980円)。というのは、翌年度の保険料の前払い(前納)の制度があるからです。
 そして、前納すると、一定割合で保険料が割引になります。

(2)前納の種類
 ①前納できる期間
  ・2年前納
  ・1年前納
  ・6か月前納
  ・早割 (当月末に口座振替。
7月分は原則7月末振替)
 ②前納の納付手段
  ・納付書払い
  ・クレジットカード払い
  ・口座振替
  ※口座振替が最も割引額が多い。
   納付書とクレジットカードは、割引額は同額。
   早割は、口座振替のみ。

(3)令和5年度の納付額・割引額
 ①2年前納 (本来額は402,000円 (16,520円×12月+16,980円×12月) )
  ・納付書払い 387,170円(14,830円割引)
  ・クレジットカード払い 387,170円(14,830円割引)
  ・口座振替  385,900円(16,100円割引)
 ②1年前納 (本来額は198,240円 (16,520円×12月) )
  ・納付書払い 194,720円(3,520円割引
  ・クレジットカード払い 194,720円(3,520円割引
  ・口座振替  194,090円(4,150円割引
 ③6か月前納(本来額は99,120円 (16,520円×6月) )
  ・納付書払い 98,310円(810円割引
  ・クレジットカード払い 98,310円(810円割引
  ・口座振替  97,990円(1,130円割引
 ④早割 (当月払い。本来額は16,520円 (月額) )
  ・口座振替のみ。16,470円(50円割引

(4)その他
 ①付加保険料 (月額400円)も同時に前納します。割引はありません
 ②前納した保険料は、前納にかかる各月が経過したときに、その月の分の納付があったとみなされます。7月分は7月末日が経過したときに納付とみなします。
 ③前納した後、前納にかかる各月が経過する前に、免除があったとき、または国民年金第2号・第3号被保険者になったときは、払い過ぎた分について還付請求ができます。

今回はここまでにします。
国民年金のあらましと老齢基礎年金についておおよそ書きました。

次回から、いったん厚生年金に移り、老齢厚生年金を書いていきます。
国民年金に関する事項も、厚生年金が関係する事項については、厚生年金で書いていきます。
厚生年金は国民年金よりも歴史があり、労働者年金ゆえに社会経済政策に影響されやすいため、制度の変更が多く複雑ですが、1記事ごと、1つ1つ、なるべく簡潔に分かりやすくかいていきます。
よろしくお願いします。

お読みいただきありがとうございました。

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