国民年金023 国民年金基金① 加入・掛金 

 公的老齢年金の保障において、自営業者、農業従事者、無職者などの国民年金第1号被保険者は、国民共通の基礎部分(1階部分)しかないため、任意で老齢年金を準備する必要があります。
 任意の老齢年金のうち、公的なものとして、
付加年金国民年金005 参照)
国民年金基金
農業者年金
個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)
などがあります。

 今回は、国民年金基金について書いていきます。

(2)国民年金基金の加入対象者
 加入を申出た日に、加入者資格を取得します。
 ①国民年金第1号被保険者
 ②任意加入被保険者のうち、
  ・60歳~65歳未満の方
  ・日本国籍を有し、国内に住所を有しない20歳~65歳未満の方。

 ただし、
 ①付加年金のための付加保険料を支払っている場合は、に加入できません
 ②農業者年金の加入者は、付加保険料を納付することになっているため、加入できません
 ③国民年金の保険料を免除されているときは、加入できません
 (ただし、産前産後期間免除の期間は、納付済期間と扱われるので、加入できます
 ④国民年金の保険料の未納期間は、掛金を納入できません。

(3)国民年金基金の種類
 地域型基金(各都道府県に1つづつ) と、職能型基金(同種事業ごとに全国に1つ)ですが、
 現状では、
 ①47都道府県の地域型基金と、22の職能型基金が合併した全国国民年金基金
 ②3つの職能型基金(弁護士、司法書士、歯科医) が運営されています。
 ①と②は、同時加入できません。

(4)加入員の、資格喪失日
 ①国民年金第1号被保険者の資格を喪失した日
 ②国民年金第2号・第3号被保険者となった日
 ③地域型基金の加入員が、加入基金の都道府県に住所を有しなくなった翌日
 ④職能型の加入員が、その事業や業務に従事しなくなった翌日
 ⑤国民年金の保険料を免除された月の初日
 (免除は、一部免除を含む。産前産後期間免除は含まない)
 ⑥農業者年金の被保険者になった日
 ⑦加入基金が解散した翌日
 ※任意脱退は、できません。

(5)加入員は、月ごとに、掛金を納付します。 
 選択した給付の型や口数、加入時の年齢や性別によって異なります。
 掛金の上限は、月68,000円(年間816,000円)
 国民年金基金と個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)は、同時加入できますが、
 掛金の合計の上限も、月68,000円(年間816,000円)です。

今回はここまでにします。
次回は、国民年金基金の続き。給付についてです。

お読みいただきありがとうございました。

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