国民年金013 付加年金・振替加算

老齢基礎年金の支給(年額)は、
老齢基礎年金 + 付加年金 + 振替加算 でした。
付加年金と振替加算は、要件を満たせば、老齢基礎年金に上乗せで支給されます。

付加年金 (くわしくは、国民年金005 で説明しました)
 付加保険料(月額400円)を、国民年金の保険料に上乗せして納付した方について、老齢基礎年金に上乗せで支給されます。
 支給額(年額)は、200円 × 付加保険料の納付した月数 です。
 2年間受給すればモトがとれる、オトクな制度です。

振替加算
(1)昭和41年4月1日までに生まれた方が対象です (昭和41年4/2以降生まれは対象外)。
 ①(※厚生年金がからむので、サラッと読んでください)
 厚生年金保険に20年(240月)以上加入していた老齢厚生年金の受給権者、または障害厚生年金の受給権者(A)に、65歳未満の配偶者(B)がいるとき、の老齢厚生年金に、「配偶者加給年金」が上乗せして支給されます。Bが65歳になると、B自身に老齢基礎年金が支給されるので、配偶者加給年金はなくなります。

 ②老齢基礎年金の制度は、昭和61年4月1日にできました。配偶者Bが昭和41年4月1日以前に生まれた場合、昭和61年4月1日には20歳を超えているので、60歳になるまでに40年間保険料を納付できず、老齢基礎年金が満額もらえません。

 ③ ①②により、Bの老齢基礎年金に、厚生年金の配偶者加給年金に代わるものとして上乗せされるものが、振替加算です。

(3) 振替加算の要件
 ●の要件
 ①厚生年金保険に20年(240月)以上加入していた老齢厚生年金の受給権者、または障害厚生年金の受給権者。
 ②大正15年4月2日以降の生まれたこと。
 ●Bの要件
 ①大正15年4月2日~昭和41年4月1日の生まれ。
 ②老齢基礎年金の受給権者65歳以上で納付要件等を満たす方)
 ③Aから生計を維持されていること
 ④65歳未満(誕生日の前々日まで)で、Aが厚生年金の配偶者加給年金の受給権者だったこと。
 ⑤B自身は、厚生年金保険に20年(240月)以上加入していないこと。

(4) 振替加算の額(年額)は、Bの生年月日により異なります。老齢基礎年金の不足分(加入期間の不足分)を補うものですので、誕生日が後になるにつれ、少なくなります。
ちなみに、
・大正15年4/2~昭和2年4/1生まれは、228,100円(月額19,008円)。
・昭和36年4/2~昭和41年4/1生まれは、15,323円(月額1,276円)。
くわしくは、最後に表をはっておきますので、参照してください。

厚生年金がからみ、少し込み入りました。
65歳未満で、昭和41年4/1までに生まれ、パートナーがサラリーマン等を20年以上され、ご自身がサラリーマン等の期間が20年未満なら、振替加算の対象であることは、知っておいてください。
厚生年金の配偶者加給年金については、後日、厚生年金の回で書きます。

今回はここまでにします。
次回は、受給資格期間です。

お読みいただきありがとうございました。

振替加算額の表


 

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