国民年金007 保険料の免除②所得要件

(1)はじめに
 申請免除(全額免除、3/4免除・半額免除・1/4免除)、学生等納付特例、保険料納付猶予の、
所得要件について
です。
(※保険料の免除の概要については、最後にリンクを貼っておきます)

(2)誰の所得が対象か。
 ※前提として、第1号被保険者の保険料は、本人・配偶者、世帯主の連帯責任です。
  よって、配偶者や世帯主も、所得要件の対象になることがあります。
 ①申請免除    本人、配偶者、世帯主
 ②学生等納付特例 本人のみ
 ③保険料納付猶予 本人、配偶者

(3)免除期間
 ①申請免除    7月から翌年6月まで
 ②学生等納付特例 4月から翌年3月まで
 ③保険料納付猶予 7月から翌年6月まで
 ※なお、申請が遅れたときでも、過去2年分(申請時から2年1月前まで)、
  さかのぼって、免除等の申請ができます。

(4)所得基準(前年または前々年の所得がいくら以下なら要件を満たすか)
 ①申請免除
  ⓐ全額免除   35万円×(扶養親族の数+1)+32万円
  ⓑ3/4免除   88万円 +(扶養所得控除額+社会保険控除額など)
  ⓒ半額免除   128万円+(扶養所得控除額+社会保険控除額など)
  ⓓ1/4免除   168万円+(扶養所得控除額+社会保険控除額など)
 ②学生等納付特例 128万円+(扶養所得控除額+社会保険控除額など) 
半額免除と同じ
 ③保険料納付猶予 35万円×(扶養親族の数+1)+32万円 全額免除と同じ 

(5)どの年の所得か。
 ①申請免除    免除月が、7月~12月なら前年の、1月~6月なら前々年の所得。
 ②学生等納付特例 免除月が、4月~12月なら前年の、1月~3月なら前々年の所得。
 ③保険料納付猶予 免除月が、7月~12月なら前年の、1月~6月なら前々年の所得。

(6)いずれの期間も、老齢基礎年金受給資格期間(10年)反映されます
 ※受給資格期間については、最後にリンクを貼っておきます。

(7)老齢基礎年金の年金額に反映されるか(全額納付した場合を基準にした割合)
 ①申請免除
  ⓐ全額免除   1/2(平成15年4月以降)か、1/3(平成15年3月以前)
  ⓑ3/4免除   5/8(平成15年4月以降)か、1/2(平成15年3月以前)
  ⓒ半額免除   3/4(平成15年4月以降)か、2/3(平成15年3月以前)
  ⓓ1/4免除   7/8(平成15年4月以降)か、5/6(平成15年3月以前)
  ※いずれも、納付した割合よりも高い割合で、年金額に反映されます。
 ②学生等納付特例 反映されません
 ③保険料納付猶予 反映されません
 ※(7)については、後日くわしく書きます。

今回はここまでにします。

次回は、保険料の追納についてです。

お読みいただきありがとうございました。

※前回の記事(保険料の免除の概要) 国民年金006
※受給資格期間 国民年金014

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