国民年金005 付加保険料/付加年金

(1)はじめに
 今回は、付加保険料、付加年金です。
 国民年金第1号被保険者や任意加入被保険者の方(とりわけ若い方)にとって、オトクな制度と思われます。
 しっかり理解いただけたらと思います。

(2)あらまし
・国民年金第1号被保険者(自営業者、学生、農業従事者、無職者など)、
任意加入被保険者は、
その期間は、1階建ての基礎年金部分しか受給できません。
そこで、老齢基礎年金の受給額を上乗せするための制度として、付加保険料があります。
付加保険料を納付した方が、老齢基礎年金に上乗せされて付加年金が支給されます。

(3)付加保険料
・国民年金第1号被保険者と、
65歳未満(誕生日の前々日まで)の任意加入被保険者は、
市町村に申し出て、納付できます。
月額400円を、国民年金の保険料(本体部分)に上乗せして納付します。
ただし、国民年金基金の加入者は、付加保険料を納付できません。両者は選択関係にあります
(※国民年金基金については、最後にリンクを貼っておきます)。
また、保険料の免除者も、付加保険料を納付できません
ただし、産前産後期間による免除者は、保険料を納付しているという扱いになるので、付加保険料を納付できます

(4)付加年金
 付加年金は、老齢基礎年金に上乗せされて支給されます。
 付加年金の額は、200円×付加保険料を納付した月数(年額) です。

 例えば、付加保険料を10年間(120月) 納付した場合は、
 年額で、200円×120月=24,000円 が、生涯、老齢基礎年金に上乗せして支給されます。

 そして、10年(120月)で支払った付加保険料は、400円×120月=48,000円 です。
 48,000円÷24,000円=2 ですので、
 老齢基礎年金を2年間受給すれば、モトが取れてしまうという、お得なオプションといえます。
 月額400円 (国民年金基金の掛け金より安い) で、かつ、
 いつでも止められる (国民年金基金は任意脱退は原則できない) ので、気楽に試すことができます。

(5)その他
 400円、200円は、固定額です。前回書いた、改定率は適用されません。
 また、口数は1口のみ (国民年金基金は複数口加入できる) です。
 (※私は結構長い間、複数口は入れると勘違いして、
 「10口入れば月額4,000円。10年払えば年額24万円上乗せでもらえる!すごい!」
 と妄想してました。浅はかでした)

今回はここまでにします。

次回は、保険料の免除についてアウトラインを書いていきます。

お読みいただきありがとうございました。

※国民年金基金 国民年金023

    

 
 

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