国民年金004 国民年金の保険料(令和5年度)

(1)前提
 国民年金の保険料は、第1号被保険者・任意加入被保険者が負担します。

 第2号被保険者・第3号被保険者については、第2号被保険者が厚生年金保険の保険料を負担し、厚生年金保険から、第2号・第3号被保険者の数に応じた「基礎年金拠出金」が、国民年金に充てられます。
 第3号被保険者は、保険料負担はありません。

 第1号被保険者・任意加入被保険者が負担する保険料は、月額17,000円前後で、年度によって変化します。

(2)令和5年度(4月~翌年3月)は、月額16,520円です。
(令和4年度は16,590円。令和6年度は16,980円。翌年度もきまっています)
 各年度の保険料の額は、
基準額×保険料改定率で計算られた額を、10円未満を四捨五入したものです。

 ①基準額は、17,000円です。
 令和元年度から、産前産後期間の保険料免除の財源として、16,900円から100円上がりました。

 ②保険料改定率は、
前年度の保険料改定率×名目賃金変動率(前々年の物価変動率×4年前の年度の実質賃金変動率)。
令和5年度は、0.972(0.976×0.998×0.998)です。

 ③式に当てはめると、17,000円×0.972=16,524円4円を四捨五入するので、16520円
ということになります。

 式は難しいので、物価や賃金の変動に応じて変化することを理解してください。

(3)年金のしくみは、
年金給付を基準に考える、給付水準維持方式と、
保険料負担を基準に考える、保険料水準維持方式があります。
 現在の国民年金は、現役世代の負担の緩和のため、②保険料水準維持方式が取られています。

 そして、第1号被保険者、任意加入被保険者は、任意で、付加保険料というものを、上乗せして払えます。

 今回はここまで。
 次回は、付加保険料についてです。

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