厚生年金053 老齢厚生年金等の請求 アウトライン②

(1)はじめに
 老齢厚生年金は、老齢基礎年金と同じく、(受給要件を満たす方は)65歳到達時に支給開始になります。
 そのため、老齢厚生年金の請求手続きは、老齢基礎年金と同じ機会に、統一の用紙で行われ、老齢基礎年金の請求手続きと共通するところがあります。
 老齢基礎年金の請求手続きについては、以前国民年金のところで書きましたので、参照してください。
(※最後にリンクを貼っておきます)
 今回からしばらく、老齢厚生年金、および60歳台前半の老齢厚生年金請求手続きについて書いていきます。

(2)「年金請求書」
老齢厚生年金および60歳台前半の老齢厚生年金受給要件を満たしている方には、
 支給開始年齢に到達する3か月前に、
 年金加入記録が印刷された、
 「年金請求書(国民年金・厚生年金老齢給付)」(事前送付用)
 が送付されます。
  (以下「年金請求書」と書きます)
 この「年金請求書」に基づいて請求します。
②ⓐ60歳到達時に、60歳台前半の老齢厚生年金の受給権が発生する方は、
  60歳到達の3か月前「年金請求書」が送付されます。
 ⓑ61歳~64歳到達時に、60歳台前半の老齢厚生年金の受給権が発生する方は、
  各々の受給開始年齢到達の3か月前「年金請求書」が送付されます。
 ⓒ65歳到達時に、老齢厚生年金の受給権が発生する方は、
 ・まず、60歳到達の3か月前「老齢年金のご案内」というハガキが送付されます(後述)
 ・その後、65歳到達の3か月前「年金請求書」が送付されます。
③「年金請求書」が送付されない方
 ⓐ受給資格期間(10年(120月))を満たさない方
 (合算対象期間(カラ期間)を合算すれば受給資格期間(10年(120月))を満たす方を含む)
 ⓑ送達不能の方(住所変更など)
 ※合算対象期間は、老齢厚生年金・老齢基礎年金等の共通の受給要件です。
  (最後にリンクを貼っておきます)

(3)ハガキによる「年金に関するお知らせ」
①65歳に老齢年金の受給権が発生する方
 前述のとおり、
 65歳到達の3か月前に「年金請求書」が送達される他、
 60歳到達の3か月前に「老齢年金のご案内」(ハガキ)が送付されます
 ・年金加入期間の確認
 ・任意加入制度を知らせるためのものです。
②受給資格期間(10年(120月))を満たさない方
 前述のとおり「年金請求書」は送付されませんが、
 合算対象期間(カラ期間)を合算すれば受給要件を満たす可能性もあるので、
 60歳到達の3か月前に「年金加入期間確認のお願い」(ハガキ)が送付されます。
 それ以降も受給資格期間の確認ができない場合は、
 65歳到達の3か月前に「年金加入期間確認のお願い」(ハガキ)が再度送付されます。

(4)その他
①老齢厚生年金の受給権があるのに「年金請求書」が事前送付されない場合
 年金事務所に備付けの年金請求書(様式101号)で請求手続きをします。
 年金加入記録の印字がない用紙です。
②「年金請求書」を紛失した場合
 再発行されないので、①と同様、
 年金事務所に備付けの年金請求書(様式101号)で請求手続きをします。
③2以上の種別期間を有する場合は、
 加入中または最終加入の種別の実施機関から「年金請求書」が送付されます。
 ワンストップサービスで手続きができます。
 支給の決定や支給は、各実施機関が種別期間ごとに行います。
④60歳台前半の老齢厚生年金の受給権があったのに請求手続きをしなかった場合は、
 65歳到達の3か月前に、
 「年金請求手続きのご案内(未請求用)」と、
 年金加入記録の印字がある「年金請求書」が送付されます。

今回はここまでにします。
次回は、60歳台前半の老齢厚生年金の請求手続きです。

お読みいただきありがとうございました。

老齢基礎年金の請求手続き 国民年金027
※合算対象期間(カラ期間) 国民年金015


 
 

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