厚生年金047 個人型確定拠出年金(iDeCo)①あらまし

(1)はじめに。確定拠出年金(DC)の復習
 確定拠出年金(DC)とは、企業または個人が定められた範囲内で掛金を拠出し、従業員や個人本人(加入者)自身が運用方法を決定して、その運用方法に基づいた給付を受けることができるという年金制度です。
掛金の拠出額に上限(拠出限度額)があること。
加入者が、運用方法の決定をすること。
給付額は、運用の結果に基づくことが特徴です。

 企業年金としての「企業型確定拠出年金」と、
 個人年金としての「個人型確定拠出年金 (iDeCo(イデコ))」があります。

今回からしばらく、個人型確定拠出年金(iDeCo)について書いていきます。

(2)個人型確定拠出年金(iDeCo)のあらまし
 個人型確定拠出年金とは、個人が掛金を拠出して、運用方法を決定し、その運用の結果により給付額が変動する年金制度です。国民年金基金と並ぶ、任意加入の個人年金制度です。iDeCo(イデコ)とも呼ばれます。以下、iDeCo と書きます。

・勤め先で企業年金制度を受けられない(受けたくない) 会社員や公務員(国民年金第号2被保険者)の他、
・自営業者や無職者や学生などの国民年金第1号被保険者
・厚生年金保険の被保険者の被扶養配偶者である国民年金第3号被保険者
国民年金任意加入被保険者が加入できます。
(国民年金第1号・第2号被保険者は、加入できないケースがあります。次回参照)

 このiDeCoは、節税効果が大きいのも特徴です。
 毎月の掛金は全額、所得から控除され、課税の対象となる所得(課税所得)を減らすことができ、所得税や住民税を軽くすることができます。
 そして、年金を受ける際も、一定額が控除の対象になり、課税所得を減らすことができ、所得税や住民税を軽くすることができます。
 運用に自信がない方も、リスクの低い元本保証型などの商品を選ぶことによって、節税効果と相まって、銀行預金や貯金に比べてもオトクと言えるでしょう。
 ただし、60歳まで掛金を引き出すことができないデメリットがあります。当座の生活費が必要なときは、毎月の掛金を減らすことはできます

少し短いですが、キリがいいので今回はここまでにします。

次回は、iDeCoの制度内容について書いていきます。

お読みいただきありがとうございました。

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