厚生年金017 60歳台前半の老齢厚生年金②支給開始年齢

(1)60歳台前半の老齢厚生年金は、定額部分報酬比例部分があり、それぞれに支給開始年齢があります。
 定額部分は、報酬比例部分よりも支給開始が遅い、または生年月日によっては支給されません。
 定額部分と報酬比例部分が両方支給されるときは、生計維持関係にある65歳未満の配偶者や一定の子がいるときは、加給年金額が支給されます。
 そして、65歳からは、定額部分老齢基礎年金と経過的加算に、報酬比例部分老齢厚生年金になります。
 以上、復習でした。

(2)支給開始年齢
①まず、以下に基本を紹介します。
 左は生年月日です。
  ~昭和16.4/1 定額部分60歳、報酬比例部分60歳
 昭和16.4/2~18.4/1 定額部分61歳、報酬比例部分60歳
 昭和18.4/2~20.4/1 定額部分62歳、報酬比例部分60歳
 昭和20.4/2~22.4/1 定額部分63歳、報酬比例部分60歳
 昭和22.4/2~24.4/1 定額部分64歳、報酬比例部分60歳
 昭和24.4/2~28.4/1 定額部分なし、報酬比例部分60歳
 昭和28.4/2~30.4/1 定額部分なし、報酬比例部分61歳
 昭和30.4/2~32.4/1 定額部分なし、報酬比例部分62歳
 昭和32.4/2~34.4/1 定額部分なし、報酬比例部分63歳
 昭和34.4/2~36.4/1 定額部分なし、報酬比例部分64歳
 昭和36.4/2以降生まれは、60歳台前半の老齢厚生年金は支給なし。65歳から老齢基礎年金や老齢厚生年金などが支給されます。
 太字から理解してください。あとは2歳きざみです。

第1号厚生年金保険の被保険者 (民間事業所の労働者) だった女子は、①の5年遅れで支給開始年齢が決定されます。
  ~昭和21.4/1 定額部分60歳、報酬比例部分60歳
 昭和21.4/2~23.4/1 定額部分61歳、報酬比例部分60歳
 昭和23.4/2~25.4/1 定額部分62歳、報酬比例部分60歳
 昭和25.4/2~27.4/1 定額部分63歳、報酬比例部分60歳
 昭和27.4/2~29.4/1 定額部分64歳、報酬比例部分60歳
 昭和29.4/2~33.4/1 定額部分なし、報酬比例部分60歳
 昭和33.4/2~35.4/1 定額部分なし、報酬比例部分61歳
 昭和35.4/2~37.4/1 定額部分なし、報酬比例部分62歳
 昭和37.4/2~39.4/1 定額部分なし、報酬比例部分63歳
 昭和39.4/2~41.4/1 定額部分なし、報酬比例部分64歳
 昭和41.4/2以降生まれは、60歳台前半の老齢厚生年金は支給なし。65歳から老齢基礎年金や老齢厚生年金などが支給されます。
 太字から理解してください。あとは2歳きざみです。

(3)2種類以上の種別があるとき
 第1号厚生年金被保険者 (民間事業所の労働者)の期間と、その他の第2号~第4号厚生年金被保険者 (公務員や私学教職員)の期間があるときは、種別ごとに計算して、各実施機関(日本年金機構や各共済組合など)から支給されます。
(ただし、第2号厚生年金被保険者(国家公務員)の期間と第3号厚生年金被保険者(地方公務員)の期間は通算され、最後の種別の実施機関から支給されます)

今回はここまでにします。
60歳台前半の老齢厚生年金の支給開始年齢の表を最後に載せておきます。
今後、よく使います。

次回は、60歳台前半の老齢厚生年金の支給開始年齢特例です。

お読みいただきありがとうございました。

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