厚生年金001 厚生年金保険のあらまし

厚生年金に入りました。とりわけ老齢厚生年金は長丁場になりますが、一回の記事は従来通り、コンパクトに書いていきます。お付き合いください。

(1)厚生年金保険は、サラリーマン、OL、公務員、私立学校私立の教職員などを対象に、国民年金による基礎年金 (1階部分)の、上乗せの支給をします (2階部分)。
 かつては民間の労働者のみが対象で、国家公務員や地方公務員、私学教職員などは、それぞれの職員で構成される共済組合が年金事業を実施していましたが、平成27年 (2015年) 10月に、厚生年金保険に統一されました。
 厚生年金保険は、政府の管轄・監督の下で行われます (政府管掌) 。
 ただし、事務処理の便宜上、厚生年金保険の加入者 (被保険者) は、第1号厚生年金被保険者~第4号厚生年金被保険者の種別に区分され、各種別の運用事務は、従来通り各実施機関がそれぞれ行っています。

(2)厚生年金保険の種別
 ①第1号厚生年金被保険者 
  
対象は民間の労働者
  
実施機関は厚生労働大臣 (日本年金機構)
 ②第2号厚生年金被保険者 
  
対象は国家公務員
  
実施機関は国家公務員共済組合 (および共済組合連合会)
 ③第3号厚生年金被保険者 
  
対象は地方公務員
  
実施機関は国家公務員共済組合 (および共済組合連合会)、全国市町村職員共済組合連合会
 ④第4号厚生年金被保険者 
  
対象は私立学校教職員
  
実施機関は日本私立学校振興・共済事業団

 よって、同じ厚生年金保険の被保険者でも、年金事務の取扱機関が異なることがあります。

(3)厚生年金保険の給付は、老齢厚生年金、障害厚生年金(1~3級)、障害手当金、遺族厚生年金です。
 その他、措置的な給付としては、脱退一時金、脱退手当金、旧制度によるものがあります。
 しばらくは、老齢厚生年金について書いていきます。

今回はここまでにします。
次回は、厚生年金保険の適用事業所についてです。加入者(被保険者)の前提になるところです。

お読みいただきありがとうございました。
 

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